30歳からのプログラミング

30歳無職から独学でプログラミングを開始した人間の記録。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

SameSite 属性を使った Cookie のセキュアな運用を考える

Cookie に対しては「属性」というものを設定することができる。そして属性の設定内容によって、Cookie の生存期間を指定したり、送付先の制限を行ったりすることが可能になっている。属性のひとつであるSameSiteは、正しく使うことでセキュリティ対策やプラ…

Cookie 概説

Cookie とは、HTTP でステートフルなやり取りを実現するために、ブラウザとサーバ間で情報を送受信する仕組みである。 HTTP は本来ステートレスなプロトコルである。そのため、同一のユーザーが連続でリクエストを行っても、それぞれ独立したリクエストであ…

CSS で斜線を描画する

CSS

HTML や CSS に、斜線を描画するための仕組みは用意されていない。 だがlinear-gradientを利用することで、このような斜線を描画できる。 「Can I use...」で確認すると、主要なブラウザは全てlinear-gradientに対応している。 linear-gradientはその名の通…

React.Suspense と React.lazy でコンポーネントを動的に読み込む

React.SuspenseとReact.lazyを使うことで、import()で動的に読み込んだコンポーネントを通常のコンポーネントとしてレンダリングすることができる。 動的読み込みはパフォーマンス向上のためなどに使われるが、それを簡単に React アプリに取り入れることが…

Dynamic import() で JavaScript ファイルを動的に読み込む

ECMAScript では、モジュールを読み込むための仕組みとしてimport文を定義している。 // sub.js export const foo = 1; export default 2; // main.js import value, {foo} from './sub.js'; console.log(value, foo); // 2 1 import文は仕様上、トップレベ…

React Test Renderer の createNodeMock で ref 属性のモックを作る

React Test Rendererのcreateメソッドは、オプションでcreateNodeMockという機能を使うことができる。 ref属性を使っているコンポーネントのテストに便利なのだが、初見では理解しづらい機能だったので、整理しておく。 React Test Rendererについてはこちら…

サードパーティライブラリを使わずに React コンポーネントのユニットテストを書く

React コンポーネントのユニットテストを書くときは、React Testing LibraryやEnzymeなどのサードパーティライブラリを使うことが多いはず。 だがそれらを使わなくても、公式が提供している機能だけでも十分にユニットテストを書くことが出来る。 この記事で…