食品名を検索することでその食品に含まれる成分を調べることが出来る。
それだけの、とてもシンプルなウェブアプリケーション。
そもそも、元データを提供している文部科学省が、同様のウェブサービスを既に公開している。
それでも、このウェブアプリケーションを作ったことには、大きな価値があった。
収穫があった。
リクエストを受け取り、その内容に応じてサーバ側で処理を行い、必要なデータをデータベースから引っ張ってきて、レスポンスとして返す。
そういう、「ベタなウェブアプリケーション」を作れたからだ。今まで作ったことが無かった。
基本的な流れを学ぶことが出来た。
プログラムについてはフレームワークを使っていないから、全ての処理を自分で考え、実装した。
やはり、自分で作るのが一番身に付く。
URLによるルーティング、そのための正規表現、各エラー毎のステータスコード、アプリケーションとデータベースの接続……。
広く浅く、「ウェブアプリケーションの仕組み」を知れた。
この本が非常に参考になり、この内容を意識しながら設計した。
Webを支える技術 ── HTTP,URI,HTML,そしてREST(WEB+DB PRESS plusシリーズ)