ネットワークについて（も）勉強しようと思っており、手始めに読んだ。
「○○の絵本」というシリーズで既に何冊も出版されており、以前『UNIXの絵本』を読んだことがある。
シリーズに共通しているのだと思うが、見開き2ページで1セクションになっており、図やイラストが豊富に載っている。というよりそれらがメインであり、文章量はかなり少ない。情報量や詳細な解説よりも、分かりやすさや概要を伝えることに振り切っている。
そのため、私のような素人でも理解できる内容になっている。
ネットワークは目に見えなくてイメージを描きにくいため、イラストで説明してくれるのは助かる。
本書には初歩的な内容しか載っていないが、それでも、イラストや図なしで文章だけで理解できたかというと、かなり怪しい。
何も分かってない状態からネットワークの勉強を始めるための最初の一冊として、よいと思う。
