タイトル通り、GitHub Actions の入門書。いわゆる技術同人誌で、商業出版されたものではない。
「技術書典 応援祭」で、電子版と紙版のセットを買った。
「技術書典 応援祭」は既に終了しているが、電子版は今も BOOTH で買える。
そろそろ GitHub Actions を勉強しないとなと思っていたところ、著者の書いた以下の記事が分かりやすかったため、本書も購入した。
ちょうど「技術書典 応援祭」の開催中だったというタイミングも後押しした。
「ワークフローとは何か」といった、初歩的なところから概念を整理しているため、初心者でも読み進めていくことができる。
Circle CI を少し弄ったことがある程度の私でも読めたので、CI という概念を何となくでも分かっている人なら、問題なく読めると思う。
具体例を出しながら説明を進めていくので、つまることもなかった。
サンプルリポジトリも用意されているので、自分で動かすこともできる。
初歩的かつ網羅的な内容なので、リファレンスとしても使えそうである。
自力で書けるようになるまでは、手元に置いておくと便利だと思う。
そう考えると、電子版も付いてきたのはラッキーだったかもしれない。持ち運びが楽だし、検索もできる。
DRM が嫌いということもあり（注：本書には DRM は設定されていない）、電子書籍よりも紙派で、今回も「紙版を買ったら電子版も付いてきた」という感じだったのだが、結果的によかったかもしれない。
既に GitHub Actions についてそれなりに知っていたり、自分で不自由なく調べていけたりする人にとっては、物足りない内容かもしれない。あくまでも入門書なので。
なお、以下の記事に、本書の執筆や販売についての記録が書かれている。
